ヒドリガモという結構よく目にするカモです。本当は胸や背中に無数の細かい波模様の線があるのですがゴチャゴチャになりそうななので省略しています。
まだ福岡にいた頃、鳥に興味を持ち始めた時に丁度近所の池に頭が赤くて額にクリーム色のスジが入ったカモを見かけました。羽繕いか何かを終えて羽根を伸ばし、水面でそのまま水切りをする様に羽ばたいた姿は普段の丸っこい可愛らしい印象と違い、シャープで優雅でハッとさせられました。閉じていた時には見られない根元の羽根(次列風切?)のエメラルドグリーンの光沢も大変美しい物でした。
羽ばたく躍動感と時が止まった様な静謐な世界を同時に表現できたらと思いながら制作しました。初めて挑戦したカモ類で水面の表現とともに課題もありますが、それも含めて彫っていて楽しい、有意義な作品でした。

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