”福島のおんなたち”のひとりから
送られてきた東京の経産省テント前の裁判傍聴記・・
即時撤去を命じられ、不法占拠として
2800万円を支払えとの判決・・
原発に頼らない暮らしを求め、いのちこそ 手渡していかねばならぬこととして
多くの人達が声を上げ、訴え続けた場所・・
大きな力は人々の声を抹殺して、上辺の経済を追い求め
弱い者のくるしみなど、歯牙にもかけぬ傲慢さしかもたず、
傍聴席であまりの情けなさに立ち上がれなかった数人を
脅し、追い立て、一人一人の手足を4人がかりで 持ち上げ
雨の歩道に置き去ったとか・・・
読みながらやりきれない無力感が募った。
遠く離れた場所で・・ともに
雨の中、打ち捨てられた冷たさが身を包んだ