中国大陸の戦争のあと・日本の地へ戻ってきた兵隊によって
撒き続けられた ムラサキハナナ(紫金草)の種
平和の花として、日本各地の道端で増えていったといいます
金沢で合唱を続けている紫金草合唱団の3部構成での この歌の全曲のコンサートの日
七尾美術館で、満員のお客様が静かに想いを込めた歌と二胡の響きに聞きほれました
わたしが 初めて 皆さんにお会いできたのは 今から10年余り前
金沢の ピースナインフェステイバルという 平和の集まりでした。
集う方たちが  歌や朗読や 紙芝居や展示で 平和への想いを表現していました
友禅の着物中心だった私の中にあった、もっと何かを・・という ちいさな迷いが
表現していいんだ・表現しなければいけないんだ・・・と
行く先を見つけた思いでした
着物の仕事の合間に時間を作って
染め絵が少しづつ増えてゆきました。
喜びや悲しみや怒りや・・・・
染めずにいられなかった色々な想い・・・・
受け持つことになった第2部で話すことを考えていると
改めて様々な出会いや、つながりが 後押しをしてくれていたことに気づきます
新しく染めた 絵は
つなぎあう
慟哭
羽包む(はぐくむ)です

One thought on “平和の花・紫金草”

  1. 突然で失礼します。
    紫金草のメールを久しぶりにたどっていて「じゃりみち工房」に出会いました。
    私は「紫金草物語」や「むらさき花だいこん」を手がけました大門と申します。はじめまして。
    金沢紫金草合唱団の皆さんとは20年からのお付き合いで大変お世話になってきました。
    金沢のうたごえ祭典では大変お世話になりました。志田さんの温かい豊かな染め絵には大変心豊かにさせていただきました。
    Tシャツや手提げなど大事に使わせていただいています。素敵ですね。
    あの時伺う機会があったはずですのに伺えませんでした。
    もしまた金沢に行く機会がありましたら、是非工房をおたずねさせていただきお会いしたいものだと思いました。

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