5月半ば過ぎに 山口に住む 長女が3人目の出産予定で、上の子達の世話するために、行く予定になっていました。世はコロナが蔓延 私が り患したら 皆が困ることになる・・と 気を付けて、会いたい人たちとも会わずに 持ってゆくもの等リストアップも済ませ、公共機関よりも車のほうが安全と10時間の行程の送り迎えも調整して 娘家族も共に 出発する日を指折り数えていたことでした。

ところが 出発間際になって 病院のほうから「お母さんが石川県のひと?コロナが大変な県ですね 接触があれば 入院できません」との言葉・・面会できないことは覚悟していたのだけれど、 産婦までうけいれられないとのことばにあわてて 接触を避ける調整をして 出発を・・と   こんどは ハンディをもつ 3歳長男の リハビリの看護事業所から「 石川の方の来る家には行けない・・」との通達・・私も娘も唖然・・・どうしよう・・

みんなで、さんざん 迷い・考え・・で  検査などをして陰性を確認しても、病院や事業所や周囲のみんなが不安を持ってしまうことは避けるべきだ・・とに落ち着くことに・そばにいて 出来ることを手助けしたい・・なによりも 孫に会いたい・世話をしなければ・・・と思う、ばあばの気持ちは 何ともぽっかり 穴があいたようで、なんと コロナの強力なこと・・なんともはや・・

でも いまはみんなが コロナという未知の出来事に翻弄され 生活を追い詰められ、苦しんでいることを思うと かえって その中で、その場所で、家族が力を出し合い、みんなに助けられながら 支えられる形を作ってゆける機会なのかも・・と 前向きに考えて 遠い地での 娘たち家族のがんばりと赤ちゃんの誕生を願いながら ・・   の5月です。      

 

ハルジョオン