原発立地に反対し、計画を断念させた人たち・・・お金よりも 放射能や事故を恐れないで暮らす生活を選んだ人たちの言葉が・・ きらめく海や山の映像と共に・・静かに守り抜いた自然の画面が流れていった。 コロナ下であったけれど 志賀原発の地元の のとじょネットの10人あまりでのDVD 鑑賞だった。
どうして 止めることができたのだろう・・・・どうして 志賀原発は稼動してしまったのか・・・国策の下で 有無を言わさないような飴と鞭の行政に ずたずたにされた漁協や組合で 身動きの取れないような圧力・・分断させ、排除し、押しつぶし、 正義もかけがえのないものも 大きな力の前に屈服させることを当たり前とする権力のすさまじさ・・ 力とお金にふみにじられるかけがえのない生活・・
友人から1冊の本が届いた。 ホハレ峠 ダムに沈んだ村 翌日の新聞の新刊紹介に言葉があった 100年の寿命といわれるダムは 一人の人間の寿命の長さでしかないのだ わずか一代の時代を乗り越えるために,先代のすべてを、食いつぶしてしまったのだ・・・・と・・ なりふり構わずのお金に故郷を売り渡す原発は やはり40年あまりのその寿命のために未来の 何千年の命をくいつぶしてしまうのだけれども・・・