10年余り前 福島の原発事故の後  何も手につかず、無力感の中で、何とか出来る事をと今までの染めを綴った絵詞「きっと・きっと」は 自分でも何か希望を探したい小さな冊子でした。

原発の危険性を訴えながら日本中を回っておられて我が家にも立ち寄ってくださった藤田祐幸さん。1冊お送りした時にこんなお便りをいただいて、身に余るお言葉と共にとても嬉しくって、頂いた10000円もとても使えなくって、お守りのように大切にもっていました。 確定申告で開けた箱で10年前のお便りと共に再見。  やはり使えない大切なお金です。 

今日 原子力規制委員会が 志賀原発直下の断層は活断層ではないとの判断を出しました。これから再稼働に向けて、また圧力をかけてくるでしょう。先を見ない曇った目が悲しいです。