近所の一人暮らしのおばあちゃんが 突然施設に入られて、猫が取り残されてしまっていました。 餌は息子さんが時々通っておられたけれど、どんなに一匹で淋しいだろう‥と思い、何とか連れてこようと思ったのですが、警戒心が強くって,試みるたびに 手は血だらけに.。 何回も通い覚えてもらって、何と我が家に連れてきました。
二階の一部屋を居場所と決めたミーコは 一歩もでないながら、ようやく なつくようになって ゴロゴロとのども鳴らすようになっていたのです。 が ひと月目ぐらい、初めて外へ出た時に、犬に追いかけられて、血相を変えて走ったまま、いなくなってしまいました
見つからないまま 知らない場所で、帰れないだろうなーと 心配しつつ探していた3日間あまり ・・なんと 帰って来てくれたのです。 ダンボールの箱から顔を出したのを見つけた時の嬉しさは格別でした。慣れない場所の怖い場所ながら、自分の居場所としてくれたのです。 「 お帰り ミーコ 我が家の住人に本当になってくれたんやね ようこそね 」