彼岸花 我が家の下流

我が家の上流 川に沿って」

ツンツン‥ツンツン‥‥とじゃり道の川土手に  彼岸花が顔を出し始めました
遅かった今年、 水に流されたかと心配してたのだけれど
暑かった夏のせいだとか
数日数けて花開い数て――― 昨年よりもたくさん咲き出してていて 見事です
セイタカアワダチソウも  ツリフネソウも、いっぱい
ここ数日の朝晩の涼しさにあっという間に秋の野原になりました。
能登の自然に魅せられて移り住んだここじゃり道のほとりの 多種多様なうつろいは
年を重ねてなお 見飽きることはなく
ますます なんて大きな豊かなものの一部として
まぜてもらえているのだろうと思うことしきりです
失敗ばかり・半泣きのもの創りをやさしく包み込んでくれて
足りないことばかりの母親の子ども達を守ってくれて
そのまた子ども達はその息吹に包まれて駆け回っています
なんと本当の豊かさの中にいられることのありがたさ
上っ面の豊かなものを追いかけて、
いま 私たちが手渡すものの、あまりにおもいくびきと
見ないようにまだそれを追いかけようとする情けなさ・・
いのちを絶望の淵に立たせる原発も
だれも責任を負わなくていい ・事故は起きても仕方がない
とのあまりのお粗末な判決にただ 情けなさはつのるのですが
福島の告訴団団長、武藤さんからのメール
あきれ果てたけど‥諦めない
という言葉をしっかりと自分のこととしてゆきたいと思うここ数日です