派遣切りに会い、収入を失った若者たちが コロナの営業自粛で 寝泊りをしていたネットカフェをも追われ 宿泊場所や食べるものにも事欠き 行政に相談に行っても、たらいまわしでなかなか受け付けてもらえないという。 何かの理由で 身内を頼ることもできない若い人たちも多く 意を決して、向かった場所での 税金の無駄遣いの邪魔者をとにかく受け付けるな・・との水際作戦の犠牲となって、 命を絶つ人もいるという。

暗澹とした思いがぬぐえない。 手を差し伸べてくれる人もいない都会の生活の孤独の中で 社会に対する希望も踏みにじられてゆく若者たち・・  いつの間にか そんな風景が当たり前のようになってしまった。コロナの下で様々なことも浮き彫りにされてゆく。 職も収入も失い、ひたすら我慢を続け 人に会う恐怖を抱き 家族にも会えない施設のお年寄りたち 子ども達はのマスクで 友達の顔も長い間見ていない・・ 黙々と受け入れ、慣れてゆかねばならない・・いったいどこまで 続くのだろうか