一月八日 小寒を過ぎた雪のど真ん中であるはずの能登 除雪と長靴を覚悟しての 山の奥・・が、晴天の中、雪もなく、ビックリするくらい恵まれた日、お寺コンサートを迎えました。
何と透明な深い時間だったことでしょう キーボードの竹田さんのなんともいえぬ 優しい支えの強弱の中に 静に優しく そして朗々と響く、ヂョンミさんの透き通った歌声が流れます。
コロナの中、歌えない辛い時間を越えて、又歌えることへ、体の中から湧き上がるような喜びと深い想いが、私たちの胸に響いてきます。・・・ 福島への想い チャングの太鼓を鳴らしてのアリラン 屋久島で暮らす詩人の山尾三省さんとの出会いから生まれた 祈りの歌 手話でみんなと共に 金子みずずさんの 鈴と小鳥と私 何回アンコールをしてもまだまだ足りない気持でした
例のごとく 手作りのドライフラワーや手芸の小物やケーキ類の並ぶバックヤードの盛り上げは 主催の のとじょ達の持ち味・・ 賑やかに 美味しい時間はあっという間で、山奥の帰り道をたどる心は、コロナで縮こまっていた日々に、久しぶりに開放された優しさに満ちていたように思えました。
片づけを終えて、そのまま我が家に宿泊 ドタバタと掃除も行き届かない中でしたが 薪ストーブの横で晩御飯・乾杯のゆったり時間も得難いことでした 不便な中を集ってくださった皆さん、ヂョンミさん達、恵まれた1日、 それぞれつなぎあえた思いに・・感謝の気持でいっぱいです