「元気なうちに 子ども達・孫たちと いつかいなくなったときに散骨してほしい故郷の山へ 登っておきたいなー」と   夫が言っていたことが  孫達のクラブ活動や 子ども達の仕事の都合などで いよいよ実現となったのは  34度の焼けるような猛暑の日・・「暑いよー―頂上はまだ―――? この急登 いつまで続くの―――」と、運動不足の身には 弱音ばかり繰り返しながら・・でも 皆で登って 頂上での冷たいラムネで乾杯・・は まるで 御祝い事のよう・・

「いやーー 40年前に登った時と比べたら 辛かったな―――」とため息の夫に 子ども達から、  「大丈夫、お父さん  次の時はしっかり抱いて 登るから 楽やよ―――」と、嬉しすぎる冗談も・・(笑)   1台のレンタカーのギュウギュウ詰めも何となく楽しくって、「あ―――あ疲れたけれど  良い日だった 」  と、なにか出来たような満足げな夫の言葉、 楽に登れる日は、今のところ全く予定はなく、それまで元気で頑張らなくっちゃ!