今回のは 今までの能登地震が小さく思えるくらい、震度7・・長い時間揺れた とんでもない大きな地震でした。 飛び出した目の前で 家は揺れ続け、足元の地面は立っていられない状況で、長い揺れに、ほんとうに怖かったです。
幸いなことに、我が家は、屋根瓦がずれ、大きな本棚が倒れ本もなだれ落ちましたが 何とか壊れず大丈夫でした。断水が続いていますが 近くに湧水があるので汲んできて使えるので良かったです。電気は来ているので、炬燵も使え、皆で集まっています
家族たちは ケガもなくホッとしています。生活も、トイレ、風呂、洗濯は水が必要で困っていますが、汲み置きの水で工夫しながら回しています。川で洗濯もし、我が家は 何とかなっていて 私達が、なにか出来る事がないかと考えているくらいなのでご安心くださいね。
けれど 車で出てビックリ・・周囲はひどい状況です 昨日 田鶴浜町内を初めてまわってきて 全壊、半壊の家が連なり、道路の亀裂や 穴もそこかしこで 電信柱は斜めにかしいでいるものが多く、見慣れた町のあまりの変わりように言葉を失いました
輪島も七尾も、朝市通りの200軒もの火災消失や 通行不能の村など、まだまだ被害はあきらかになっていなくって 行方不明の方達の心配もある酷いつぶれた家ばかり、この先の復旧に暗澹たる気持ちです
県外から、連なる大きな消防自動車、救急車のサイレンは鳴り響き、 数多い余震も続いています。 ヘリコプターの爆音に、原発は大丈夫かとの心配もあり そして昨晩は雨が強く降り、薄暗い中で屋根にシートをかけている人たちもいましたが、不安なまま 途方に暮れておられる方達の何と多い事、追いつかない状態です
活断層を無視した裁判で 原発再稼働に向かう能登半島 尾根を切り崩す儲け主体の巨大風力発電計画 余りにも被害の大きい今回の地震・・能登はどうなってゆくのだろうと、なんとも、言葉がありませんが でも
皆さんの、大丈夫か―頑張って――何かできることはないか―とのたくさんのお声に励まされています 本当に有難うございます 1月4日 能登より 志田弘子」