2021年につくったその日はいつか(希望のもしも)のDVDは、想像だにしなかった福島の事故哀しいもしも・が起きてしまった。それだったら嬉しいもしも・もきっとある・・こんなにみんなが願っている・・と、今までの染絵をつなぎ合わせて、祈るように言葉を添えたDVDでした。全く分からない動画つくりにひたすら座り続けたパソコンの前の数ヶ月。映像は 細々とながら開いてくださる方もいて 限定公開でYouTubeの隅っこにいたのです。

未来の福島こども基金の向井さんより電話で、集まりで流してよいですか?とお声をかけていただいた後、こども基金のサイトで公開してよいですか?と・・               思いがけないご提案に、嬉しい気持ちと、今までは同じ想いの皆さんに、そーっと観ていただいてたのですが、公開となると、すべてをさらけ出すような不安と、観られた方が、がっかりされるのでは・・?とか、著作権とは・・?とか・・臆する心で迷ってしまいました。

けれど、元日の能登地震・・そして今回、能登を襲った集中豪雨、川の氾濫の悲惨な様子は、こんな無慈悲なことが何度も繰り返されてよいのかという無念さと、抗えない自然の大きな力の前に・・その中でも、原発をまだ進めようという国策の愚かさに、能登はどうなるのだろうか・・?と、 福島の時と同じ、無力感・・そして、何とか希望を探したい・・との思いは、その日はいつか(希望のもしも)そのものでした。              

もしも少しでも、見えない先へ出来る事があるのなら・・・やはり私も、 希望のもしもを追いかけなくては・・と、臆病な自分が、公開へと・・エイっとハードルに向かいます。

どうぞ、未来の福島こども基金のサイトを、観ていただけますように

https://fukushimachildrensfund.org/