小さな絵本を創りたいなーーと無性に思い始めました。闘病していた友が 「忘れたらだめだよ。みんなが心の奥に持っている優しい気持ちの呼び水になるような絵を・・」と一生懸命伝えてくれました。一人だけれど ひとりでないんだ‥という思いで描きためていた小さな絵。
地震から1年の日を経て・・この1月 これからの長い長い気持ちの揺らぎから起き上がれるような、いのちたちをつなげるような 学校へ行くのが苦しくなった孫に真っ先に‥時間をかけて顔を上げれるような‥・そうして私自身を励ます謎解きのような‥今なら創れるような・・「だいじょうぶ」とみんなの再びの力への呼び水へとそんな小さな力を持てる 絵本
ドキドキと はやる心と 言葉の見つからない情けなさと 自分の表現の未熟さと ないまぜになりながら それでもやっぱり 創らせてください