能登地震で4メートルの隆起があった 門前町の鹿磯漁港は その規模の大きさで広く知られている場所となりました。  けれどもっと大きい隆起のあった深見地区の場所はあまり知られていません。 教えてくださったのは 志賀原発株主訴訟の団長である和田廣治さん。彼は以前から能登半島が隆起でできたことに関心を持ちながら、現地調査など続けられ、今回の地震の後も黙々と巻き尺をもって、能登半島各地の隆起を計り続けて来られたそうです。

5メートルの隆起の場所は、深見地区の崩れた海岸線の、ようやく通れるようになった港を抜けて岩ノリを採るノリ棚の向こうにありました。 海の中にあった岩が真っ白に浮かび上がる岸壁の高さは、青く輝く海面がはるか下に見えるおよそ現実離れのした光景でした。巷で発表されている4メートルの隆起も目を疑う場所でしたが、ここは 地球の不思議がまざまざと目の前に広がる場所でした

コツコツと計測を続けて来られた和田さんの地道な努力に敬意を覚えるとともに、これだけの事実が目の前にあっても目をつぶってみようとせず再稼働を進める愚かさが信じられない思いです