小さな鬼っこ

花房

今年4月  滝桜を見に走ってから、4ヶ月近く
あまりに存在感が大きく、手が出ない思いだったのですが・・
小さな布になんとかかけらでもあの大きさを表したい・・と
構図を悩みながらも、太い幹を中心に揺れる花と
ずーっと棲んでいる小さな鬼も入れたくなりました。
染めてもいいのだろうかと思いながらも・・
下絵に描いた数え切れない細かい花びら・・・
その、一つ一つを写し取ってくれ、細い糸目糊を置いてくれた
たかちゃん、みきさんに後押ししてもらいながら
彩色に入りました。
まだまだ見えなくって、
どうなるのかわかりませんが あの雰囲気がきてくれるまで
何度でも挑戦したい気持ちです。
彩色をしている間、鬼っ子の話す言葉もうかんできます
人間たち・・どこへいきたいんだろう