おめでとう・じいちゃん

”じいちゃん 目ーつぶってて–  いいというまで開けたらダメやよ ”
”ジャーーン  はい・いいよーー”  との声で出現したのは、
ベニヤ板に色画用紙を張り付けた、90センチ×60センチあまりのこの張り絵
・・
”おー、すごいなーーーよう創ったーーーこれは素敵や”
誕生日のじいちゃん(夫)の感想に,
期待に満ちた顔の孫3人がホッとしたように嬉しそうに笑みくずれました。
”よかったねーーこんなのもらえて・ーーー”
子育て時代は仕事にいっぱいで、余裕がなかった夫でしたが 
孫には、まーーー、おつりがくるほど 好々爺の ジジばかになって
じいちゃんの喜ぶことを探す孫たち(9歳、7歳・4歳)の優しさに
いつも絵そのものの顔の夫・・
いやはや どっちが育てられているのか・・・
とにかく 大きな張り絵は 
保存版として鴨居にかかって、
68歳のジジは くぐるたび幸せそうな顔です。