二階廊下に

幼い頃、お父さんは何でも出来るって信じていました。そしてその思いは、今も変わっていないのかも。
在る物を最大限に活かして、力強く温かいものを作り出してくれるのです。この手摺は、これから何十年と私たちを守ってくれるでしょう。
子供心にも、自分の住まいまでも父に、とは想像しませんでしたが。
                                           (真樹子)