比翼の鳥とも・・

花嫁のれんは 旅立ちの若夫婦と見守るご両親と、
つなぐ暮らしの中の大切な染だと思っています。
時代の変化の中で、不要なものとされて、加賀友禅の染屋さんも
紋などを廃棄していると聞いてとてももったいなく、
私だけでも伝わってきた友禅技法で作り続けたいと思ったのが10年余前でした。
作らせていただく中、嬉しさと送り出す切なさと、
なんとも言われない気持ちの交流のなかに関わらせていただくこの仕事は
本当に職人冥利に尽きる仕事です。
みなさんの気持ちに力を頂きながら、寡作で 
年に1枚くらいを下絵からどきどきしながら、つくらせていただく事の喜びに
時や手間を忘れて、ひたすら半年間筆を動かしたことでした
今回も出逢えました。
なんともやさしい息子さんとなんとも綺麗な娘さんの柔らかな新しいご夫婦・・
そして友人であるご両親の、幸せになってほしい、
何かをしてやりたいという願いに力をいただいて、
大空に円を描き 翼を重ね、花を嘴に、比翼の鳥ともなるような、
新しい門出に舞う喜びののれんを染め上げることができました。
お二人の幸せそうな結婚式のご様子は こちらも目頭が熱くなる思いでいっぱいでした。
慎洋さん、令さん, これから先も 寄り添いながら、幸せになーーーーれ

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