地震が起きて 2か月余り、頭が真っ白になって何も考える気力もなかった日々から、少しづつみんながこれから先を考えなければならない時です。たくさんいた避難所もそれぞれの家族の方達が散らばっていって、少人数になり閉じるところも出ています。

霙の降る寒い日々が続いています。避難所から 仮設や、ほかのところへの移動、またはこれからどうするか・・難しい決断が迫られる日々です。 晴れた天気には少し上を向きながらも、どんよりとした日には、なかなか元気がわかないこの頃、かえってうつむくことも増えたようにも思います。

 加賀市(150キロぐらい離れたところ)の温泉旅館に避難されておられる、珠洲の孤立した集落の全壊したお寺のご住職さんに、のとじょネットとして、集まったカンパや、果物をお届けしたのですが、 リーダーとして原発反対のを貫かれたこの方は、「賛成反対に関係なくみんなで分け合いました。ありがとう」と連絡をくださいました。 集落の方達がかっての分断に関係なく固まり合ってそこに集落全体で避難されているご様子・・   もっといっぱいお送りすればよかった・・・

「市民活動のひろば」という 東京多摩中心の市民活動情報誌より・・依頼されて書いた文章が送られてきました。