時に笑いつ

松本さんごちそうさま

芸術館の皆さん

北海道・洞爺湖の地
北海道、洞爺湖芸術館で染絵展が開かれたのは、2014年9月9日から10月5日までの1ヶ月間でした。
はるか遠い地での開催のきっかけは “きっと、きっと”を読まれた、友の会の松本さんが、芸術館に働きかけてくださったことでした。
そして芸術館の皆さんもバザー等をして旅費を工面してくださったり、役場に掛け合ってくださったりして実現した染絵展でした。
待っていてくださった皆さんの”ようやく叶いました・ほっぺたをつねっています“
との言葉とともに、出会えた温かさは、言葉にはできないものでした。
創り人がこんなに喜んでくださる方たち、そして見てくださった方たちが立ち止まって、同じ思いですよ“と伝えてくださる事には、なかなか出会えないことのはずなのに・・・・・洞爺湖では、なんと多くの出会いをいただけたことか・・・・・。
脇道でいい・・ 自分の出来ることを・・と思っていた私には信じられないくらいの有り難さでした。
“きっと、きっと”は 先の見えない中で、あとに続く子どもたちのために、私たちこそ諦めずに希望を培わねば・・との思いからでした。
ここにもこんなに同じ思いの方たちがたくさんいる・・・・・洞爺湖はそんな地でした。
改めて、布の優しさ、仲間たちに助けられながらの染絵が
普段はなかなか忙しさに紛れて見えない、本当にかけがえのないものを思い起こす“呼び水”となれたら・・と願いました。
そして、時として手離しそうになる明日への希望を、
私たちこそが・・・・諦めないで・・・見失わないで・・・・と心に刻んでいます。