2014年 11月8日
笠木透さんのコンサートも無事終わりました
闘病中、この日のために、病院を抜けてきた笠木さんは 車椅子でしたが
歌へ込めた熱い思いはしっかりと伝わってきた、素敵なコンサートでした
志田も20分くらいトークをということだったので
数日前からカランカランの頭で考えているうちに
”あーそうなんだ・・・・”と改めて納得したことを話しました
笠木透さんから 
私たちの歌と 志田さんの染は 同じ思いを表現してきたのですね・・・
と言われて、ほっと 嬉しいことでした
    文章で硬いですが こんなことを言ったように思います
”桜の樹と鬼っ子の会話が浮かんできた時、希望を見たような気がしました。
人間が求め続けた豊かさや知識は、その反面、奪い合いの戦争や生き物を破滅させる放射能と隣り合わせであり・その過ちを教訓としてゆくことは、長い年月がかかることであろこと・・・
けれど、ひたすら我が身をかけて卵を抱いた、小さな母鳥がそうであるように・・・、
大地に根を張った1000年の桜がそうであるように・・・、
命をつなごうという大きな意志が途切れず続いている限り・・
その命の輝きを知っている私たちこそが見失わずに、諦めずに、求め続けてゆくことこそが、
私たちの世代が、次に生きる小さな人たちへ贈れることであり、希望そのものであると思うのです
自分の場所で、それぞれの出来ることで、その方向へ、ほんの少しでも顔を向ける人たちが増えてゆけば、大きな流れを生んでくれることを願い続けたいのです。
その呼び水となる歌・・・・戦争のない、放射能のない、小さな人たちのかける大地を何十年も歌い続けてこられた笠木透さん・・・・・・
みなさんと同じく、いのちの方を向く場所に居させてもらえたこと・・・・・・
本当にありがとうございました。”