昨年12月・・ 訪ねてこられたお母さんと娘さん
急に決まった結婚だけれど
暖簾だけはどうしても持ってゆきたい・・と
3ヶ月あまりしかなく、のろのろ仕事の私とたくさんの工程
果たして間に合うだろうか・・と
ハラハラしながら取り掛かったことでした
結婚式まであと1週間の今日
無事にお納めすることができました。

嫁ぎゆく日に、母娘の喜びと愛おしさと寂しさと様々な感情に包まれながら
言葉少なく、うるうるの瞳で、喜んでいただけたご様子に
間に合えてホッとした気持ちと、
想いのこもった染の中にいられる有り難さでこちらもジーンとしてしまいました。
風雨にも寒さにも負けず、1000年の年月を超えた大きな桜は
それだけで 新しい門出の末永い幸せを約束してくれるような気がしています